ケニア訪問報告【2018年2月】

2018年2月 ケニア訪問報告

 

ケニアナイロビを中心に日系企業、現地企業へ訪問。今回は市場調査を含め自動車業界以外の流通業、物流業、IT、不動産関連会社へ訪問した。

 

阪急エクスプレス社(物流会社)

輸入、輸出それぞれ企業によって強みが違う。輸入通関から国内デリバリーまでを得意としている同社は、自動車部品、バイク部品、食品などを取り扱っている。ロケーション管理だけではなく、通関の交渉や、マークの個別貼り付けまで行っている。拠点は現地企業の間借りではあるが随時多くの商品を降り扱っている。

 

 

ULTRAVETIS社(肥料製造)

同社のビジネスは肥料に代わりになるような成長促進剤を生産している。

同社はJICAの推奨する「カイゼン」を専門家が導入している企業である。生産ライス数は多くないもののシフト、ポジション、目標設定などで確実な生産体制を実現されている。一方で、カイゼン導入後に継続できていない場面も垣間見れる。人海戦術での生産になる以上、効率化したことをどのように継続していくのかが新たな課題である。

従業員は交通渋滞に巻き込まれないように早めの出社をしている。日本のように10分前には作業開始ができる状況である。勤務時間は午前8時から午後5時までが提示となっており、ほぼ定時で業務は終了する。

 

 

M-COPA社(エネルギー)

オフィスはとてもアフリカにいるとは思えない、整備されたところである。ビジネスモデルは電気を供給するための機材を販売している。アフリカでは無電化地域がまだまだ多く、M-COPAの機材を購入することで充電式ランタンで明かりを確保できる。ここまでのビジネスは他の企業でも行なっているビジネスだが、販売方法が独特であり割賦販売を採用している。個人与信を取りにくいアフリカで割賦販売を行っていること、割賦販売の実績が与信管理としているところなど、アフリカならではの工夫された販売手法でシェアを拡大している。

ケニアとしては加工・製造業分野、エネルギー分野での進出が求められている。しかし日系企業はケニア進出が増えているものの、まだ商工会登録者数では40社程度である。エネルギー分野ではケニア企業のM-COPAなど成長ベンチャー企業も存在するが、現地企業だけでは乏しい状況である。日系企業は大手だけで進出するのではなく、日本のベンチャー企業とチーム組んで計画と実行部隊が明確なチームを形成した方が良いだろう。そしてアフリカ進出においてどこの国でも一緒だが、日本企業は競合ではなくチームであること、それを忘れてしまうと他国との競争に負けてしまうだろう。

 

 

当社は引き続きアフリカ進出企業の支援を行なっていきます。

【Hello Africa Project】

 

関連記事

  1. アフリカ市場開拓サービスのご案内 ~Hello Africa P…
  2. インターンシップ生のご紹介
  3. タンザニアの現地新聞に掲載されました
  4. タンザニア訪問報告【2018年2月】
  5. JICA ABEイニシアティブ 夏季インターンシップ終了のご報告…
  6. 本日よりインターンシップがスタートしました
PAGE TOP